業務用のエアコンは一般家庭用以上に取り扱いが重要で、取付には知識と技術に加えて経験が求められます。業務用はエアコンの種類が大きく、種類によって取付方法に大きな違いがあることから、その点を含めて難易度が高いといえます。現在はネットで簡単にスキルを学ぶことができますし、誰でも容易に知識が得られますが、動画などを見るのと実際に手を動かすのは異なります。やはり知識を知っているのとやったことがあるのは大違いですし、経験は多ければ多いほど自信に繋がりミスが減ります。
未経験で知識だけの人が業務用エアコンの取付をしようとすると、大事なところが抜けてしまったり見過ごす可能性が高いので、基本的にはプロにお任せするのが正解です。業務用エアコンの取付における難しさは、設置要件の幅が広く、場合によっては複雑化することが理由の1つに挙げられます。家庭用は壁掛けが主流ですし、天井吊りや天井埋込み形と比べて比較的難易度は低めの傾向なので、手先が器用な人ならDIYに成功する可能性があります。しかし業務用エアコンはDIYレベルの難易度ではなく、取付には作業に適した工具だったり、配管などの資材も必要になります。
見よう見まねで出来るほど簡単ではありませんし、工具の使いこなしや適材適所の資材の活用も不可欠なので、実際にやってみると想像以上に難しく感じるはずです。不十分な作業や作業のミスはすぐに気がつかなくても、経時的に後々問題となってあらわれることがありますし、そうなると作業のやり直しですから、絶対にミスを避けたいならプロに相談をおすすめします。